No.68
Q.(クロノグラフ針の)剣抜は剣抜き器よりレバー状の剣抜を使うことが多いのはどうしてですか?
(クロノグラフ針の)剣抜は剣抜き器よりレバー状の剣抜を使うことが多いのはスペースの関係か、針の圧入が固いためか、どんな理由によるのでしょうか。
A.
圧入の度合いがきついというのが大きいです。弓式でいつものように抜くと恐らく半分くらいの確率で破損、またはめくれたり変形する可能性が大きいです。特に修理の回数が少ない個体だと強固に入っているのでより慎重に抜く必要があります。クロノ針の交換前提であれば壊れても構いませんが私たちの修理は原則針を再使用します。したがってレバー式を用いてクロノ針単独で抜くことを強くお勧めします。